多少、大きめですが、
この生姜、12ドルもしました。
キツラノのオーガニックマーケットまで行き、サムと
買ってきました。
とっても、エクスペンシブなのだ!
腐らしてりしないで全部、使わなくっちゃ。
それから、まるごとチキンも。
サムの祖国台湾では、
チキンスープと生姜は産後の回復がよくなるとされています。
サムは、ロッタのお姉さんに
元気になってほしい。
とっても、疲れたから。
体にいいものを食べさせたい。
そしたら、赤ちゃんのお世話もできるようになるし、
私も仕事ができるから。
ロッタお姉さんは、これからは、
育児に専念だから、
サムが働かなきゃならないのだ。
退院してきた、
ロッタのお姉さんから、
ママがいてくれてよかった~
全てが、吹っ飛びます。
カナダでは、1月から12月までを
1学年となるそうで、
ロッタのお姉さんのベビーは、
日本でいうなら、3月生まれって感じです。
中学2年生 の時の
国語の教科書にのっていた詩に感動し、
いいお母さんになれたらと、
思いました。
でも、とっても、反省の子育てで、
すみませんでした。
この詩のこともすっかり、忘れていました。
☆奈々子
作 吉野弘
赤い林檎の頬をして
眠っている 奈々子。
お前のお母さんの頬の赤さは
そっくり
奈々子にいってしまって
ひところのお母さんの
つややかな頬は少し青ざめた
お父さんにもちょっと
酸っぱい思いがふえた。
唐突だが
奈々子
お父さんはお前 に
多くを期待しないだろう
ひとが
ほかからの期待に応えようとして
どんなに
自分を駄目してしてしまうか
お父さんは はっきり
知ってしまったから。
お父さんが
お前にあげたいものは
健康と
自分を愛する心だ。
ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめたときだ。
自分を愛することをやめるとき
ひとは
他人を愛することをうやめ
世界を見失ってしまう。
自分があるとき
他人があり
世界がある
お父さんにも
お母さんにも
酸っぱい思いがふえた
苦労は
今は
お前にはあげられない
お前にあげたいものは
香りのよい健康と
かちとるにむずかしく
はぐくむにむずかしい
自分を愛する心だ。